くまのお役立ちブログ

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変化に気がつかない。慣れるとわからなくなる世の中の変化について

   

すっかり秋も深まってもう冬の気配が強くなってきました。
朝晩の冷え込みは一段と強くなっています。

少し前までは「残暑があついざんしょ」なんて冗談を言いたくなるほど暑かったのに、今では「風邪を引かないように」なんてまったく違う事を言っています。

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季節が早い

ところで、季節の移り変わる速度が速くなっていると言われています。

実際に自分でもそう感じます。

世界の気象ニュースを見ていても、シベリアの永久凍土が溶けたとかあちらこちらで気候変動のニュースが聞かれます。もっとも、日本のニュースメディアは気象についてことさら取り上げるのはやめたのか以前ほど見かけませんね。海外のニュースは相変わらずよく見かけますけど、人々が異常に慣れて、気にしなくなっているのかもしれませんね。

ところで、この地球温暖化ですがこれがどんどん進むとどうなるかご存知ですか?

答えは

「氷河期が来る」

だそうです。

実際のところは、氷河期が来る可能性がある、といったところでしょうか?

氷河期が来る!?

地球のエネルギーというのは、全地球規模で循環をしているわけなのです。

暖かさというエネルギーも赤道から極地域までいくつかのサークルで熱循環を行っているんですね。

そのうちのひとつに、海洋大循環というものがあります。

これは、赤道付近で温められた海水の下に、極地方で冷やされた海水がもぐりこむことで海水そのものが大きく循環する働きです。

この働きがあるので、地球の気候は安定しているということですね。

ところが、温暖化の影響でこの循環が止まる可能性があるそうです。

極地域が温められた海水を充分に冷やせなくなるのでこの循環が止まるのだと、そういうことですね。

詳しい事は解明されていない部分も多いので、わからないのですが、かつてこういう大きな気候変動が起こると地球は必ずといっていいほど氷河期になったそうです。

もっとも、

地球の地質学的歴史という観点で見ると、現在(ここ数万年)のような気候が穏やかな時期は過去に例が無い現象のようです。
今が特別なんだ、ということですね。


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変化に「慣れる」と「気がつかない」

日本には四季があって、常に気候は変化しているので、日本だけに住んでいると世界的に起こっている気象の変化に気がつきにくかったりします。

すこしずつ変化をする出来事というのは注意をしていてもなかなか気がつきにくいものです。

「カエルをお湯に放り込むと慌てて飛び出すけれども、水から茹でるとそのまま動かずに茹でカエルになる。」という例えばなしがあります。
実際には途中で飛び出すようですけれども・・実験した人がいるのがおそろしい・・

まるっとそのまま当てはまるわけではありませんが、以前にテレビでみた心理ゲームで。

「これから見ている絵のある部分が少しずつ変化しますが、どこが変化したか当ててください」っていうゲームで、細かい部分が変わるのかとおもいきや、絨毯だとか壁なんていう大きな部分が変化していくのに、ほとんどの人が気が付かないですね。

これは、そんな大きな部分が変わるなんてあり得ない、というバイアスがかかって見ているからだと言われています。
そのバイアスのおかげで、大きい変化ではなくて、小さな変化に注視するようになるので、大きな変化があっても脳がそれを認識しないということが気が付かない理由だそうです。

日常生活でもよくあることですよね。

毎日見みている景色はあまり変化を感じないものですが、時たま訪れる街の変化には敏感です。

毎日みている奥さんの髪型の変化には、旦那さんは気がつかないものです。そして気が付かれないことで変化していく奥さんの気持ちにも気が付かないのですねぇ

少し話があちこちに飛び回りましたが、

日常生活の小さな変化に気をつける、というのは実は結構大事なことなんです。ボケ防止にも役立つので良いですよ。

毎日毎日変化の無い日常を送っていると、人間の脳は変化に対して鈍感になっていきます。
これは、変化に対する感受性が低下する、とも言えます。

つまり、変化があっても気が付かない、危険な変化の兆候を見逃しやすくなるということです。

自分の体調の変化、パートナーの変化、街の変化、食べ物の変化、政治や行政の変化、すこしずつ変化します。
急に変わるものはあまりありません。

しかし、変わらないものも実はありません。

あらゆるものは常に変化します、少しずつでも確実に変化しています。日常の中で変化する出来事に気をつけて、常にアンテナを磨いていないと、茹でカエルになってしまいますよ。

では、どうすればよいのか?ですが。

ポイント毎に記憶していくという方法が良いです。

例えば街であれば、交差点の名前というものは変化しませんが、周辺の建物は変化します。変化しやすいものといえば、道端の木だったり、看板の絵柄だったりします。
そういう、どちらかといえば短いスパンで変化するものを中心に毎日観察すると変化に気が付きやすくなります。

初めは少ないポイントでしか観察できませんが、徐々に増やしていけば良いです。

補足ですが、観察、といってもスケッチを取ったりするのではありませんよぉ。パッとみて記憶するという作業を繰り返すんです。
慣れないうちはすぐ忘れますが、何回もやっていると覚えられる様になりますし、記憶力も強化できます。

もうひとつヒントというか、変化に気がつきやすくなるには、世の中の事を面白いものだと思いながら見つめる、目の前にいつもいる人を特別なんだ、という気持ちで見つめる。というのも良い方法です。

実際にそう思えなかったとしても、口に出して言うとか、頭でそう考えるだけでも効果があります。いちどやってみてください。

まとめのおまけ

ちなみに、旦那さんが奥さんの髪型に気がつかないとか、男性が女性の気持ちがわからないとかっていうのは、男女の脳の働きが違うからなんですって。

詳しいことはまた別のところでまとめるけれども

男性は会話や出来事から「結論を求め、解決を探る」

に対して

女性は会話や出来事から「共感を求め、安心感を得る」

だ、そうですよぉ

だから、こんな会話になるんです。

ある寒い日

女1「今日すごい寒いねぇ」
女2「ねー、すっごい寒いよねー」
男1「寒いなら、コート着れば良いよ」
女1「・・・」

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 - 空想・思想