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新社会人、周りの人から不愉快に思われないためのマナー

4月から社会にでる新入社員のみなさん。もうそろそろ準備はできていますでしょうか?スーツやカバンなど今までの学生時代とはちょっとだけ違う雰囲気を感じ始めている頃ではないでしょうか?
雰囲気が違うといえば、職場は学生時代のような気楽な雰囲気で過ごしてしまうと、周囲の人に不快な思いをさせてしまうことがあります。

新入社員の頃からプロ意識を

はじめの頃はまだ新入社員だから多少の事は大丈夫だと思うかもしれませんが、新人とは言え、お給料をもらう以上はしっかりとしたプロ意識を持たなくてはなりません。

いくら新人だからといっても、知識面の不足や経験を要することはいきなり要求されることはありませんが、マナーやモノの考え方については、始めからかなり厳しめの目で見られているということを覚えておいたほうがいいでしょう。

まず、学生のノリで臨んでは周囲からは冷たい目で見られることは間違いありません。たとえ顔で笑っていたとしても腹の底では「大丈夫か?こいつ」と思われてしまいます。

学生時代のアルバイトなどでビジネスマナーをきちんと教わっていない人は、最低限次の事に気を付けておいたほうがよいでしょう。

時間の管理をきちんとする

いまさら何を?と思うかもしれませんが、社会人は大なり小なりプロとして仕事をこなさなくてはなりません。当然ながら仕事には締め切りがあるし、社内外の方々との打ち合わせや会議なども多々あります。締め切りを守るのはもちろん、この会議や電話などでの打ち合わせでは一緒に出席したり、電話の向こう側にいる人の時間を使っているということを忘れてはいけません。

自分だけが時間を使っていると思ってはいけません。電話の相手、会議の出席者、自分の書いたメールを読む人、すべての人が忙しい合間を縫って仕事をこなしています、ただでさえ残業時間が多くて、しかも大半はサービス残業のサラリーマンです。できる限り効率よく仕事をこなしたいと誰もが思っているのです。

相手の時間を無駄にしないことを肝に銘じておきましょう。

そのためには日ごろの日常生活においてもきちんと時間管理を心掛けるようにして、段取りを立ててから事に臨むという習慣を身に着けるとよいでしょう。

これはサラリーマンだけではなく、将来独立して事業を起こす場合にも当然ながら必要となる考え方です。

お金よりも時間が大事だ、という感覚を早めに身につけましょう。


大人の言葉遣いを心掛ける

ついついやってしまいがちなのが言葉使いの失敗です。まず、目上の人でも年下の人でも敬語で会話をする癖をつけておきましょう。少なくとも入社当時は自分には後輩となる存在はいません。ひとたび入社すれば、同輩か、先輩、上司しかいません。すべての相手に対して丁寧な言葉を使う必要があります。

大卒の男性がよくやってしまうよくない態度が、女性の先輩事務職で高卒で入社されている方に対していきなり命令口調や、タメ口を聞いてしまうことです。たとえ年齢が自分よりも下であっても、少なくとも1年以上はあなたよりも早く入社して社会人としての経験を積んでいる先輩なのです。しっかりと敬意をもって接しましょう。

男性の場合、女性を相手にするとついぞんざいな態度や馴れ馴れしい態度をとってしまったりしますが、そういう態度やものの考え方は周囲からは不快に映ります。相手の方が取引先の場合は、それだけで取引を停止されてしまうこともありますので、学生気分のノリで他人と接するのはもうやめましょう。

男性の場合ばかり例をあげましたが、女性の場合、べたべたとした態度や甘えた口調で上司や同僚に接するのは非常に不愉快な思いを回りにさせます。女性らしさを出すことはもちろん問題ありませんが、度を越してしまって父親や兄弟に接するような態度になってはいけません。

たとえどんな相手でも、丁寧な言葉と相手を思いやる気持ちで接することが大事です。

身だしなみに気を遣い、エチケットを守る

男性も女性もそれぞれ仕事に赴くのにふさわしい服装や身支度があります。必ずしもスーツを着る必要はありません。それぞれの職場にふさわしい恰好があります。

服装はそれぞれの会社で考え方も異なりますので、一概にどれが正解とは言えませんが、概ねほとんどの会社がスーツを着用しておけば問題ないでしょう。

中には制服を支給してくれる会社もありますので、その場合は制服着用となりますね。

身だしなみのその2は、清潔感です。

まさか歯磨きなどをしない人はいないと思いますが、会社では他人と話をすることが多くありますので、口臭など、目に見えない部分である匂いにも気を使いたいものです。

体臭や口臭など、いわゆるクサイ部分については若い人はそれなりに気を使っていると思うので問題は少ないと思いますが、気を付けないといけないのが、香水やフレグランスなどは、強すぎる香りのものは避けておきましょう。

特に香水は自分では控えめなつもりでも、他人からすると強い匂いに感じることもよくあります。匂いというのは好みが意外とはっきりしているものですから、あくまでもお仕事ですので、おしゃれは会社が終わってからにしましょう。

大人の身だしなみ、服装+匂いと臭いに気をつけましょう。

ここで書いたことは、社会人として守らなければならない事のホンの一部です。ですが、社会人を何年やってもこういった基本中の基本ができていない方がたくさんいます。そういった方々を悪い見本として、我がふりを見直していきましょう。

身だしなみ系はほとんどの場合面と向かって注意されることはありません。自分で気を付けないといけませんね。

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