風水を用いて仕事運をアップ!努力が報われないのは気のせい?
2015/09/16
何をやってもうまくいかない。努力が続けられない、自分は運が悪いからとあきらめてしまっていませんか?
運が悪いのは仕方がないのでしょうか?いいえそんなことはありません、運命を切り開くのはたやすいことではないかもしれません。
ですが、運命は自分の環境が大きく作用するものです。風水はそんな環境を整えるためにとても良い知恵を私たちに与えてくれます。
非科学的と笑う人もいるけれど、科学は全ての事象を語りつくしている訳ではありません。
風水は知恵と経験の結晶です、過去の賢人による努力と研鑽の賜物です。
日常生活の中で運気を左右する環境を整え、良い方向に導くものです。
風水で語られることは何も奇天烈なことではなく、ごく自然な当たり前なことを日常生活に取り入れるための知恵を分けてくれるものです。
風水は最も簡単な開運術です。
風水の考え方を知ろう
風水は人体、土地、建物、天候、大地の様子など天と地の間にある、数限りない全ての物(万物)や出来事、事象など森羅万象における法則を、過去の経験から学び、それを体系化したものです。
分かりやすくいうと、自分をとりまく環境を整え、より良い運を手に入れる指南書のようなものです。
風水の考え方の基本は 陰陽と五行のバランスを保つことです。
陰と陽はすなわち相反する性質をもった存在です。
例えば「明・暗」「男・女」「昼・夜」「安定・刺激」「愛したい・愛されたい」のように互いに相対する属性を持った二つの気をさします。
これはどちらかが優れているというものではなく、互いに必要なものであり、お互いに遠心力とと引力(求心力)で支えあってぐるぐると回る二つの星のようなものです。
どちらかが欠けてもどちらも存在できない、そういうものです。
陰と陽の二つが調和して初めて自然な秩序が保たれるということです。
人の体の中にもこの陰と陽が存在し、例えば、男女という性質にはそれぞれ、男性性や女性性が包含されます。
男性にも女性的な部分が含まれるし、女性にも男性的な部分が含まれるということです。
これは男らしいとか女とか女らしい男という意味では無くてそれぞれの性質がバランスを保って調和していることが重要です。
100%男性の性質だけの男性や、100%女性の性質だけの女性はバランスが良いとは考えられません。
それぞれは互いに対立、制約しつつ互いに依存し、単独では存在できず、弱くなったり強くなったり、時には相互に転化し存在するものです。
五行とは、万物は木・火・土・金・水の五種類の元素からなるという説で、五行は互いに影響を与え合ってその生滅盛衰によって万物は変化し、循環するという考え方です。
少々分かりにくい考え方だとは思いますが、
五行説では変化することを「相生」といいます。
木は火を生む
火は土を生む
土は金を生む
金は水を生む
水は木を生む
「相生」は一方方向にのみ働き、この関係は途絶えることなく循環します。
また、お互いの性質を打ち消す働きを「相剋(そうこく)」と言います。
木は土に勝ち、土は水に勝ち、水は火に勝ち、火は金に勝ち、金は木に勝つというのが「相剋」です。
勝つというとなにやら相手を倒してしまうようなイメージですが、向かい合う性質は抑制と調整の関係にあります。
一方の気だけが強くなると良い方向に向かっている時はどんどんとよくなりますが、悪い方向に向かっている時はどんどんと悪くなります。
これを「比和」といいます。
この5つの気は季節や方角、人体や感情など様々な事象に当てはめて考えることができます。
例えば、「木」は「金」と相剋の関係にありますが、木が強すぎると金の抑制を受け付けず木が金をあなどるようになります。
これを人の精神に置き換えると(五神)
魂が強くなりすぎ、木の元来の性質である「怒り」を抑制できなくなります。
ですので、魄を高め、金のプラス性である「対話や秩序」を高めることで怒りから相手を見、情を通わせる木のプラス性質を引き出すようにします。
「魂」は「こん」と読み、精神をつかさどる陽の気です。プラスに働けば夢や目標を導きます。
「魄」は「はく」と読み、肉体をつかさどる陰の気です。プラスに働くと対話や秩序を保ちます。
もう少しわかりやすく書くと
「魂」が強くなりすぎると、怒りっぽくなり、「魄」が強すぎると、周囲から孤立して思索にふけるようになると言われています。
どちらか一方が強すぎても、また弱すぎてもバランスが取れず、調和していない状態となります。
大切なのはバランスを整える、ということです。
では、どうやってバランスを整えていくとよいのでしょうか?
仕事運を上昇させるための風水の知識
仕事運は金運や出世運などが関係します。
1.仕事部屋はどこにおけばよいか?
仕事運を高める方角は「北西」
この方角は主人の方角とも言われます。主人の方角に仕事部屋を設置すると仕事運のアップにつながります。
北西は西と同様に「金」の気が強い方角です。
北は「水」の方位、西は「金」の方位です。
仕事運は五元素の木の気をアップさせることがポイントです。
「木」は気の流れを活発にして縁をつなぎます。
金運は五元素でいうと水になります。
「金は水を生む」という五行の関係性から、水の方角の力を高めると良いというわけです。
金は水を生み出すので金と水は相性が良いとされます。
北西に仕事部屋が置けない場合は、寝室としてもOKです。
また仕事部屋は南西方角でも良いとされます。
南西は「土」の方角です。
土は金を生みだすので金運UPにも恩恵があります。
土の気を高めるのは火を連想させる赤が良いとされます。
南西の運気は、健康運や努力などです。
2.インテリアをどうするか
水は体を冷やすので、温かみのある色でその作用を抑えます、黄色やピンクなどですね。
これらの色は「金」を連想させる色でもあります。
「金」の気が強い方角は西とされています。
つまり、西方は金運や商売運に直接つながる方角と言えます。
カラーで言うと金を連想する、金色や黄色、白、銀などのメタリックカラーが
相性が良いとされています。
東の方角は五行の中で「木」が強い方角です。
水は草木を生む命の源です。ここは木を連想させる緑や茶色などが相性が良いとされます。
仕事運、発展運に関係があります。
仕事運を高める方角は「北西」に合うカラー
この方角は主人の方角とも言われ、そこに居る人の「格」に直結する方角です。
カラーは高級感のあるクリーム色や淡いピンクなどです。
3.これらを総じて
仕事部屋は家の中で北西に位置する場所が良いとされます。
部屋のインテリアは高級感のあるベージュのカーテンや壁紙、ワンポイントに淡いピンクなどの小物を置くのも良いでしょう。
また、木の机や木製の時計など木に直結するアイテムが良いとされます。
机のうえにアクセサリーとして黄銅製の龍亀(ロングイ)の置物を置くなどしても良いですね。
置く場所は机の上なら陽の気の源である東の方角などが良いでしょう。
西方には気を浄化するきれいな水を置くとさらに良いとされています。
ウォーターサーバーや熱帯魚の水槽などを置くと良いです。
循環が風水の基本
風水の考え方はさきほど書いたように、循環することが基本です。
水>木>火>土>金>水とぐるぐると循環するのが「相生」です。
木は土に勝ち、土は水に勝ち、水は火に勝ち、火は金に勝ち、金は木に勝つというのが「相剋」です。
この「相生」と「相剋」のバランスが調和されていることを目指します。
循環を正常に保つためには、古くなって不要になったものや不純物は捨ててしまう必要があります。
人の体に例えて言えば、健康はデトックスからですね。体に良い物をいくら食べたとしても悪い物が占領していたら良い物は十分に働けません。
悪い物は血液の流れを悪くしてしまい、必要な栄養が十分にまわらず、いくら頑張っても健康状態は改善しません。
風水においても体内と同じように整理整頓をして、不要なものはどんどん捨ててしまう方が循環のためにはよいのです。
風水は環境を整える為のいわば環境学です。環境を整えるにはまずは整理整頓から始めましょう。
「木」の気でいえば、古新聞や古雑誌などは悪い気を生むものです。
運気を停滞させている原因はそんなところから見つかるはずです。
風水では再生しないものは悪い気をもたらすと言われています。
気の流れをビニールシートなどで遮ってしまうと運気が停滞してしまいます。
机の上にビニールシートなどを敷くのも避けた方が良いです。
机の上の配置は動くものは右側に、動かないものは左側に配置するのが良いと言われます。
動くものは電話など、動かないものは書類や資料などです。
まとめ
運気を取り入れるための8か条
1.いつも機嫌を良くする。
へらへらしているというワケでは無いです。優れた人物はあまり怒りません。
2.健康に気を配る
いわずもがなですね。健康も体内環境の循環からです。
3.身だしなみを整え清潔にする
清潔な方はそれだけで相手に好印象を与えます。
4.整理整頓を心がける
身の回りも頭の中身もスッキリしていれば物事はスムーズに進みます。
5.誠実に対応する
どんな些細な事でも誠実に丁寧に対応すれば自ずと信頼感のある人になります。
6.ご先祖様を敬う
自分を産み育ててくれた英知を授けてくれた先達に常に感謝の気持ちを。
7.トイレ掃除をこまめにする
風水でも運気アップに有効です。トイレは不浄場とも言われますが不浄の場所を清潔に保つことで悪い気を発生させません。
8.睡眠を十分に取る
心も体も十分な睡眠をとることで体内の循環が良くなります。また記憶などは睡眠中に定着するものです、睡眠不足では良い知恵は生まれません。
9.即実践
良いことはすぐにやりましょう。明日でもいいやの明日は永久に来ないものと思うべし。
10.自分を信じる
最後に物を言うのは神仏ではなく自分自身の力です。自分でできると思わないものは決してできるようにはなりません。空元気も元気のうち、根拠の無い自信も無いよりはずっと良いものです。