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粉末消火器のピンク色の薬剤は、有害?無害?

   

一般的な粉末消火器に使われている薬剤(ピンク色の粉末)は人にかかったり畑の野菜にかかった場合、何か害があるのでしょうか?

という質問がありましたのでここで回答しておきますね。

粉末消火剤の主成分は基本的には無害です

消火剤の主成分はリンと窒素とシリカです。

基本的には無害で、多少の量を吸い込んだり手に触れたりしても問題はありません。
もっとも、大量に吸い込んだり飲み込んだりすると水分を吸収してしまうので人体に問題が発生することがあります。

家庭内で使用した場合に、消火剤がまな板や食器などに付着しても、消火剤そのものは水溶性なので、水洗いでキレイになります。

水溶性とはいいますが、あまり大量に排水口に流すと排水口の中で水分を吸って固まってしまいます。ですので、大量の消火剤を下水に流すと詰まりの原因になりますのでやめたほうが良いでしょう。

消火剤の行く先

消火器の耐用年数は8年で、耐用年数を過ぎた消火器は廃棄処分されています。

浄化器の重量の6割が消火剤ですが、消火器の耐用年数8年を過ぎると、この消火剤は産業廃棄物として廃棄されていました。
年間約1万トンに上る量の消火剤が廃棄されています。

何か有効活用はできないものでしょうか?

ところで消火剤の成分によく似た成分の物があります。

それは窒素系の肥料なんです。

消火剤の主成分は窒素とリンとシリカで、それに対して肥料は窒素とリンにカリウムです。これにマグネシウムやカルシウムを配合すれば立派な肥料の出来上がりです。

ですので、消火剤を肥料にするというのはとても相性がよいと言えます。

ですが、ひとつ問題があって、消火剤の成分は水分を含むと固まってしまいますので、保管時に固まってしまわないように、消火剤の粉末にシリコンコーティングを施してあり、湿気で固まらないように加工されています。

ですので、そのままでは肥料としては使えません。現在では化学肥料のメーカーがリサイクルのためにコーティング剤の除去や消火剤のリサイクルについて研究を進めている段階です。


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他の消火剤は有害?無害?

消火剤は、水、液状、泡状、ガス状、粉末にわけられます。

それぞれ目的(火災の種類)に応じて使い分けられています。

詳細は省きますが、一般家庭においてある消火器はABC消火器というタイプの消火器で、ピンク色の粉末状消火器です。
これらの消火剤はリンを主成分とした消火器で基本的には無害の成分で作られています。

◎人体に有毒な成分を含む消火剤

泡状の消火剤、強化液タイプの消火剤の多くが含まれます。

これらの消火剤にはPFOSと呼ばれる添加剤で、中長期間体内に蓄積することによって健康に被害を及ぼす事が懸念されています。

◎ガス状の消火剤は危険なものが多いです。

二酸化炭素系は直接吸い込んだりすると、呼吸ができなくなり、最悪のケースでは死亡します。

一般に危険と言われるハロン系消火剤ですが、現在主流となっているハロン1301に関しては、独特の臭いはありますが、ご放出されたとしても、それだけでは人体に対してはほぼ無害です。
ハロン系消火剤は、ハロゲン化物であり、主成分はプロモトリフルオロメタンで、臭化フッ化メタンと呼ばれます。

人体に対して有毒な成分ではありませんが、消火装置を作動させると区画を遮断し酸素の供給を絶つため、危険が伴います。

まとめ

基本的に消火剤は、ケミカル火災用の消火剤以外は、単体での危険物は多くありません。
特に家庭用の消火剤は成分としては無害なものですが、水分を吸収すると固まるという性質上、短期間に大量に飲み込んだりすると、体内の水分と反応して硬化しますので、危険を伴います。

いずれにしても取り扱い説明書をよく読んで注意事項を守って使用しましょう。

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 - 消火器, 火災, 災害