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くまのお役立ちブログ

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こどもに、”なぜなぜ質問”をする際に気を付けておきたいこと。

   

うちの息子、小学校三年生になるんですけど、毎日学校から持って帰る宿題をなかなか手を付けないんです。夜も更けて寝る前の9時ころになってやっとやり始める始末、どうしたら帰ってきてすぐに宿題をやってくれるのかしら?どうして宿題をやらないのかわからないので息子に聞いてみました。

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なんで今頃宿題をやってるの?

っていう質問をこどもにしたところで、まともな答えが返ってきたという経験をお持ちの親御さんはほとんどいらっしゃらないでしょう。
うちの子の場合は、黙ってぶすっとするだけで、下手をするとようやく取り掛かった宿題すら放棄してしまいます。

子供にとって宿題はとても面倒くさいものです、めんどくさいから今までやっていなかったので、でも寝る前にやっぱりやっておかないと明日学校で怒られるとか、宿題出さないと恥ずかしいなんていう気持ちがむくむく湧いてきて、それでようやく始めるっていうのが恐らく真実でしょう。

ですが、そんなことを正直に親に答えれば、次に来る質問は「それが分かってて、なんで帰ってきたらすぐやらないの?」だということは子供にも分かっているので、どうせ怒られるから答えたくない、になってしまいます。

それにそもそも、子供の方でも、なんで宿題をやりたくないのかなんてことははっきりわからないものです。敢えて言うのならば、「やりたくないからやらない」なのです。

なぜ?なぜ?なぜ?の罠

巷でよく見かける教育やコーチングの本に、「なぜ?」を使った質問で相手に根本的な問題に気づきやすくしましょうというのがあります。
この質問、なぜ?を3回繰り返せば問題解決につながる、なんていう感じで結構有名な質問ですけれども、使い方にはちょっと注意が必要です。

「なぜ?」という質問は相手に対する追求になってしまうことが往々にしてあります。前向きに問題に取り組んでいるときであれば、効果的に捉えられるこの質問に対しても、後ろ向きや消極的な場合は単に相手を追い詰めてしまうだけになります。

下手をすれば、それなりにやる気なっている心がその質問のためにくじけてしまうかもしれません。

「なんでそうなの!」「そんなのわかんないよっ!」ってことですね。

実際、なぜ?を考えれば、上で述べたようなことだとは分かりますが、それを知ったところで原因の解明にはつながりません。また仮に原因が分かったとしても、問題解決に結びつかないのです。

ここでの問題は、息子が宿題を早く終わらせて早い時間に睡眠をとる、ことなんですよね?ですので必要なことは、息子をやる気にさせないといけないということです。

むしろ原因よりもそちらを考えた方が良いということですね。

なぜ?で相手を追い詰めてしまってはやる気を引き出すどころか、反抗心と無気力ばかりを育てる結果になりかねません。

そして、「なぜ?」「どうして?」の後には、大概は否定形の「~しないの?」「~やらない」などの言葉が続いてしまいます。だいたいこのような質問をされていい気持ちになる人はいません。人は弱い生き物ですので、否定で質問をされれば、自分を正当化しようとして身を守ることに向かってしまいます。そこから生まれてくるのは解決案ではなくて「言い訳」です。

さらに言い訳するな!と言われてしまうと沈黙せざるを得ないので、これは最悪のケースですね。


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そもそも、なんで、なんで?なの?

子供に対してする質問で子供が不愉快になる上位の質問に必ずといっていいほどあげられる
「なんで○○なの?」「なんで○○しないの?」ですが、この質問が子供にとって不愉快である理由ってご存じですか?

これ、質問じゃないからなんです。

そもそも、質問する側の心境としては、「なんで、どうせやらなくちゃないことを、早くやっておけば楽なのに、寝る間際なんて遅い時間になってから取り掛かろうとするんだろう」ですよね?

それで、質問が、「なぜ今頃になって・・・」なんですが、これ、もうお分かりだと思いますけど、答えでませんよね?そもそも答えが出るくらいならとっくにやってますよね。

これは質問ではなくて、単なる親の嘆きでしかなくて、親自身が子供の状態を見て不機嫌になって、そのはけ口として原因である子供に対して投げつけているだけの言葉だからなんです。たとえ子供が答えたとしても答えなかったとしても、答えなかったっていう事実や、答えの内容に対してさらに腹を立てるだけなのが分かり切っています。

なので、この質問は、子供を追い詰めるだけでなく、親自身も怒りの感情に追い込む質問なんです。

ですから、子供に対して「なぜ?」の質問をするときには自分自身のイライラのはけ口になっていないかをよくよく考える必要があります。

そもそも質問の目的は?

なぜ?と聞く質問の目的は、問題を解決することです。回答に満足することが目的ではないのですから、問題解決のためには、正しく問題解決に向かう質問の仕方を考えなくてはなりません。

この場合の「なぜ?」は問題外ですね。

子供自身に考えさせる方法でいくつかの質問を繰り返すという方法があります。

今日は宿題はあるの?>ある
宿題はいつまでに提出するの?>明日
いつまでに宿題を終わらせれば明日に間に合うの?>今日中
今は何時?>8時
寝る時間は何時?>9時
寝るまでに何をしなくてはならない?>はみがき、お風呂、明日の準備、宿題
1時間で全部できるの?>無理
どのくらい時間があればできるの?>歯磨き5分、お風呂30分、準備20分、宿題40分
合計で1時間半だとして、30分くらい足りないね?>そう
それなら遅くとも7時半にはやらなくちゃならいことをはじめないといけないね?>そう
だけどぎりぎりの時間に始めたら、予定通りに進まなかったときに困るよね>そう
家帰ってきてすぐに宿題終わらせたら後の時間は楽にならない?>たぶんなる

一例ですが、ここまで長い質問は子供も親も疲れてしまうかもしれませんね。要は子供自身が気づいたと思わせられるように、答えを親が誘導していってあげるということです。親に言われたから、ではなくて、自分自身で思いついたと錯覚でも良いので思わせることでやる気は大分違ってきます。

質問をする際には
今よりも後の未来に向かって動き出せるような質問を考えてあげてください。

未来に向かった質問というのは、
「どうしてできないの?」という過去にあった出来事に対する質問ではなくて、
「どうすればできるようになる?」というこれから先の出来事に対する質問です。

表題のケースなど、こういった場合には、「なぜ・・・?」ではなくて「何を・・・」で親御さんがお子さんと一緒に答えを探してあげることが大事です。

そして大事なことは、うまくできたときはきちんと大げさなくらい「誉めて」あげましょう。親の方も当たり前でしょ、という態度ではせっかくの習慣も長続きしなくなります。習慣を作るのは大変だけど、崩すのはあっという間ですから。

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