くまのお役立ちブログ

くまが見つけた何気ない日常のお役立ち情報満載の"ひみつきち"です。お役にたてれば幸いです♪

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子どもから見たこの世界はどんな景色なんだろう?守って行きたいな

   

子どもというのは面白いものです、なんといっても我が子ですので可愛い気持ちももちろん人一倍あるのですが、それにもまして子どもは面白い。大人になってしまうともう覚えていないのかもしれないけれども、子どもの思考様式は大人と違っていて、それがかつて自分もそうだっとのだとは思えないほど理解不能な面白さです。

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子どもから見た世界

正直言って子どもからみた世界というのはわかりません。わかりませんが子どもの発想力の豊かさは彼らの視点を少し垣間見させてくれます。例えばうちの子どもの話です。ある日長男がまだ3歳になったばかりの頃でした。近所のスーパーにお買い物に行くと、彼はいつものように目をキラキラさせながらいろんな商品を見てはコレはなーに?アレはなーに?と聞いてきます。

ところがその日の彼は少し違いました。お惣菜コーナーで何かをじっと見つめていました。また面白いものでも見つけたかなーと思いながら少し離れたところで別の商品を見ていたのですが、彼はいっこうにそこから動きません。不思議に思って、近づいてみると、なんと・・お惣菜コーナーのコロッケをひとつまみづつちぎって食べていました・・。もうびっくりして、慌てて息子のちぎったコロッケをパックに詰めてレジに持って行きましたが、あまりの事に驚いて、夫婦揃って笑いが止まらなくなってしまいました。

息子はきょとんとして、どうしたんだろう?という顔をしながらも親に合わせてへろへろ笑っています。叱らないといけないと思いつつもおかしくて仕方がなくて、その日はコロッケをたくさん食べることになりました。

息子からすると、お腹が空いていたので、目の前に並べてあるコロッケを食べただけで、まるっきり悪いとは思っていませんでした。きっと彼からすると、お家でたくさん並べてあるおかずと同じに見えたのでしょう。

子どもからすると、手に届く範囲に並べてあるおかずを食べてはいけない理由がわからなかったのですね。あとできちんと教えましたが、おうちでつまみ食いをする時と同じで怒られると思ったので1口づつ食べたそうです。わけわかりませんね。

おもちゃは人の物が欲しい

娘が生まれてからは、不思議ちゃんがまた増えました。うちの娘はお絵かきが大好き。いつもヒマさえあれば小さな手に大きなクレヨンを持って絵を書いています。でも、なぜだかいつもものすごく小さな絵を大きな紙に書いています。どうしてもっと大きく書かないの?と聞くと、のんちゃんは小さいから絵も小さく書かないといけないの、と真顔で答えます。だから、もっと大きく好きなように書いていいんだよと言うと、とてもうれしそうな顔をして、描き始めました。

線をどんどん引っ張って、ひっぱって、、紙のはしまでひっぱって、そのまま紙の外にひっぱって、、床中に線を引っ張って書いていました。
うちの娘の想像力は紙の範囲に収まることはありませんでした。

そんな娘ですが、お兄ちゃんが遊んでいるおもちゃを欲しがります。今まで興味を示したこともないおもちゃでも、お兄ちゃんが遊びだすととたんに欲しくなります。お兄ちゃんが他のおもちゃで遊ぶと、そのおもちゃが欲しくなります。ですからいつの間にか、女の子のおもちゃよりも、車や飛行機のおもちゃのほうが大好きになりました。

3歳になった今でもお人形遊びは時々しかしないのに、戦車やら車で遊ぶほうが嬉しいようです。


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字が読めなくても本は読める!?

息子はといえば、おもちゃをとられるのが嫌で暴力で抵抗するものだから、いつも怒られるという損な役回りに人生の悲哀を感じているようです。なので可哀想に思って慰めるととてもうれしいみたいで、やたらとベタベタと触ってくるので困ります。

しばらくすると娘がやってきて絵本を読んでくーダサいとお願いしてくるので、好きな絵本を持ってこさせると。なぜか娘が「はじまりはじまり~」と言いながら、絵本を読み始めます。もっとも字が読めないので、絵本の内容とはまったく関係ないお話を作ってきかせてくれます。途中で声をかけると、保育園の先生になったつもりか、きちんと聞かないと読んであげませんヨと怒られます。

ハテ?絵本を読んで欲しかったはずなのに、いつのまにか読んでもらっているのは親の私だったりします。

閻魔様がとても怖い

時々ふたりとも言うことを聞かない悪い子になります。そんなとき、私は時々「じゃあ閻魔様に電話して叱ってもらうからね!」と電話機を持ち上げると、二人して泣きながら、それだけはやめてくれと、それはそれは気持ちいいくらいに号泣します。閻魔様に電話って・・番号しらんけど・・それに電話通じるんかいと思いながらやってるので、これまた子どもには悪いなーと思いながらも笑いをこらえるのに必死です。

あまりに必死な二人を見て、必死に笑いをこらえる私、親としてどーなの?って思うけれどもたまにはいい薬とかイイワケしながら楽しんでシツケしています。

なんというか、子どもたちからはこの世界はどう見えているんだろう。願わくは今の純粋なきもちをいつまでも持っていてくれたらいいなぁと思いながら、純粋さをどこかに置き忘れてしまった自分が少し寂しい気分です。

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 - 子育て