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新生活を始めると必ず必要になる家具の選び方~基本的な考え方。

   

新生活ってなんだかとってもわくわくする言葉じゃないですか?ある日を境に今までの慣れ親しんだ生活から一変して、新しい町、新しい家での生活ガ始まります。ある人にとっては初めての1人暮らしかもしれないし、ある人にとっては新婚生活のスタートかもしれません。

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新生活といえば、家具、どうしています?

新生活の開始に先立って必要になるのが家具です。既にお持ちの場合は新たに買う必要はありませんが、実家から移り住むなどで家具が何もない場合は、生活を始める前に家具をそろえる必要があります。ここではまったく何の家具ももっていない人が、新生活を始めるにあたって、最低限必要になる家具の選び方について押さえておくべき基本の考え方があります。

どんな家具を選ぶか、何をどこに置くのかで部屋の雰囲気はもちろん、生活そのものが大きく変わります。しっかりとしたプランを立てれば、その分快適さは増します。

実際どんなに考えて家具をそろえても、100%満足するということは難しいですが、家具選びは最低限失敗しないことが大切です。家具選びの基本をきちんと押さえて快適生活を始めましょう。

家具は思ったよりも大きい、お部屋のサイズをチェック

部屋は、家具を置くと思ったよりもずっと狭く感じるようになります。そして家具のサイズ選びを間違えると、部屋はびっくりするくらい狭く、使い勝手の悪いものになってしまいます。

ほとんどの場合は、家具は家具屋さんで展示しているものを見て選んでいくと思います。お気に入りの家具を見つけて喜んで買ったはいいけれども、いざ部屋に配置してみたら歩くスペースがなくなってしまい、こんなはずじゃなかったのに、と残念な思いをしてしまうことはよくあります。

買った家具が思ったより大きかったというのは実はよくあることですが、なぜそんなことが起こるのでしょう?

人間の感覚なんてけっこういい加減なもので、同じ大きさの物を見ても、広い部屋の中でみると実際よりも小さく見えてしまいます。感覚が狂ってしまうんですね。

広さや多きさの感じ方は周囲の様子で大きく異なります。広いところで見ると小さく見え、狭いところで見ると大きく見えます。
ですので、お店で家具を見ると、実際よりも小さく感じてしまうのですね。

家具選びは、まずは部屋のサイズを測ることから始めましょう。部屋の間取り図を用意して(無ければ手書きでもOK)家具の配置を書き込んで、どこにおいたら便利か、人の通るスペースはあるか、などをチェックします。

このとき注意することは

◎コンセントの位置、テレビアンテナの取り出し口の位置、電話やLANのモジュラーの位置。
◎柱や梁などのでっぱった部分の位置や形。(マンションは意外とあちこちでっぱっています)
◎窓の位置や高さ出入りの動線予想。
◎開き戸を開けたときに必要なスペース(家具を置いたらドアが使えなくなっては大変)
◎天井の高さ。(マンションなどは天井にもパイプスペースや梁のでっぱりがあります、床だけ見ていると思わぬ落とし穴が・・)
◎玄関や廊下の幅、部屋の入り口の幅や形など(家具を運び入れるのに必要なスペースあるか調べておきます。)


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家具選びはお値段よりも質を優先

家具は一度買うとけっこう長く使うものです。安くてもすぐにガタがきたり、化粧板がはがれたり、人工皮革がボロボロになったりで数年で買い換えるくらいなら、多少値は張っても丈夫で良いものを買ったほうが長い目で見れば無駄がありません。

家具の素材に注意をしましょう

最近よく見かける人工皮革を使ったソファや椅子は3年程度で表面の人工皮革がボロボロになり始めます。これは不良品だからということではなくて、人工皮革の寿命なのだと思ってください。本皮の場合、きちんとお手入れをしていれば何十年も持ちますが、人工皮革はそうはいきません。

安売り家具店で売っている家具の多くは、素材に圧縮材を使用しています。細かい木片に圧力をかけて圧縮成型をするので、安く作れるのですが、丈夫さに欠ける部分があり、仮に破損した場合、修復できない場合もあります。また重量物を長い期間乗せるとゆがみがでる場合がありますのので、用途に合わせて選びましょう。

実際に家具店で選ぶときには、裏側の素材にも注意します。表はきれいに作ってあっても裏や目に付かないところが雑なつくりの家具は避けたほうがよいでしょう。

外国から輸入されてきた家具の場合、日本の気候風土に合うのか、たとえば地中海方面(イタリアなど)から輸入された家具は湿度に弱い素材や接着剤を使っている場合があります。そうした素材を使っている場合、急激に湿度の高い気候に置くと、家具がゆがむことがあります。そういった素材の家具を購入する場合は日頃から空調に気を使うなど、馴染ませ方をお店の方に尋ねておきましょう。

家具をそろえるときは、質感、素材感をそろえると全体にバランスのよい家具揃いになります。質感や色味などがばらばらだと、落ち着きの無い空間になってしまいます。テーマを決めてそのテーマから大きくずれないデザインかどうかチェックします。

5年後、10年後を予想しながら、そのときにまだ使えるかという点も押さえておきます。

よい家具は実際に見て、触って覚える

品質のよい物は、実際に目で見て、触って、使ってみて確かめてみないと中々分からないものです。ですので、ちょっと手の届かない高級家具からお手ごろな家具まで、自分にはどんな家具がよいのかを、直接触ったり、使い心地などを確かめて、心のメモ帳に記録していきます。

そのために、多くのショップを訪れることになりますが、数多く見ていくうちに色々なイメージが育ちやすくなります。あまり高級なものばかりを買い揃えるよりは、よい物を知った上でそのよいところを取り入れたお手ごろな家具を選ぶと出費が抑えられます。

家具選びは優先順位の高いものから

家具全部をいっぺんに選ぶのは、中々大変です。まずは大きな家具から決めていきます。下に敷くもの(カーペットなど)→大きな家具→すぐに使う家具→小物、の順番に決めていくと無駄なく選んでいくことができます。

通販などで購入する際は、素材や色味が分かりません。写真などを掲載してある通販ショップもありますが、どうしても目で直接見て触って確かめた場合とは異なりますので、その点は注意が必要です。なるべくなら通販よりもショップで選んだ方がイメージどおりのものが選べます。

お店によっては取り置きも対応してくれます。長いところでは半年待ってくれるところもありますので、取り置きを最大限活用しましょう。

また、お店によっては断られますが、気になる家具の写真を撮っておくと家に帰ってから冷静な目で確認することができます。迷ったら写真を撮って一旦撤退を!

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